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2009年02月02日

主に期待しよう

2009/2/2 0:34
「主に期待しよう」  支援
 昨日、礼拝に行きました。
この教会の牧師夫妻は、カルト化教会問題の事も本当に真剣に受け止め、考えてくださっているので、礼拝にも安心して出る事ができます。
礼拝も静かで落ち着いているし、賛美も聖歌なので、カルト化教会を思い出す事も少なくて、安心できるのです。

礼拝後、先生ご夫妻と一緒に聖書の学びをしました。
教会は互いに愛し合い、助け合う場所、主の恵みと愛が感じられる場所であるという事を学びました。
その中で、先生が、「牧師は信徒の上に立って命令する人ではなくて、信徒の中にいるのです。」と言って、
今までの経験から、信徒の方に励まされた時の話をしてくださいました。
牧師も信徒に励まされる事があるって、とても新鮮な感動でした。

「牧師が聖書から反れた事を語り始めたら、『先生、それは違います』と指摘してもいい」ともおっしゃっていました。
村上先生からはそのように教えていただいたけれど、他の牧師から聞くのは初めてだったので、かなり驚きました。

聖書の学びの後も1時間近く先生ご夫妻とお話をしました。
私の話も真剣に受け止めてくださって、先生ご夫妻も本音で答えてくださって、とても有意義な時間でした。

私は脱会してから、自分がいたカルト化教会の事だけではなくて、裁判になった教会や霊の戦いを強調する教会、カルト化教会を擁護する牧師たちの事を知り、一時期はとても絶望的な気持ちでした。
なぜ、こんな苦しみ、孤独を通らされるのかと思いました。
村上先生の援助にはとても感謝しているし、先生を信頼しているけれど、なぜ、沖縄の牧師が誰も助けてくれないのかと、被害者の側に立ってくれないのかと悲しく思っていました。

カルト化教会で信仰の虐待を受けた事。心理操作をされた事も、
クリスチャンとして、信仰生活の中では、最悪な経験をしました。

その上、悪霊追い出しや先祖の影響とか、預言とか、そういったものを重要視する教えが
どんどん沖縄の教会に入ってきているのを感じて、
また、沖縄の多くの牧師たちが、カルト化教会牧師たちを擁護しているのを見て、
なぜ、さらにこんなしんどい思いをしなければならないのか、と思っていました。
沖縄のカルト化教会被害者たちの叫び、祈り、涙も主には届いていないのではないか、と悲しくなる事が多かったです。

しかし、主は沖縄の中での理解者、支援者との出会いを起こしてくださいました。
この牧師夫妻との出会いを本当に主に感謝しています。
神様、ありがとうございます。

今まで(もうだめだ。)と思った事が何度もあったけれど、そんな暗闇の中にも、
絶望の深みの中にも、主は助けの手を伸ばしてくださいました。
沖縄のカルト化教会問題の事で、私が悲しんで、落ち込んでいた時、村上先生が、
「今、目に見える事は辛く思えるかもしれないけど、主は働いておられるから。」と励ましてくださった事がありました。
本当にそのとおりでした。
どんな絶望からでも主は救い出してくださるのですね。
今までの経験を通して、主に信頼し、期待する事を教えられたような気がします。

 
 ☆ スイトピー コメント
このブログを書いてからもう15年近く経ったのですが、今思い返しても(本当に神様はわたしを助け、良い人、理解者と出会わせてくださったんだなぁ。)と思います。
わたしは今は教会事態にも、牧師たちにも失望しきって、もう何も期待してないので、あの時のように悲しむことはなくなりました。
だけど、神様をずっと信頼できるようになったし、心の傷や後遺症からも回復させてもらいました。
この記事に書いている先生にはとてもおせわになったし、後遺症のとても苦しい時期を助けていただきました。
その後は星の子教会(2016年3月末閉鎖)の小河先生におせわになりました。
小河先生はわたし以外のカルト化被害者にも関わってくださって、カイロスの会やぶどうの会にも毎月参加してくださって、
被害者に寄り添い、支援してくださいました。

神様はその後もカルト化被害のことを理解してくれる人との出会いを与えてくださったし、
カルト化のこと、信仰のこととは別に良い人、尊敬できる人たちとの出会いを与えてくださいました。

わたしはカルト化教会で傷つき、クリスチャンとして最大の試練を通ったと思っていましたが、
神様はそのことから助け出してくださり、回復させてくださっただけではなくて、それ以上に良いことをたくさん与えてくださいました。



Posted by スイトピー at 00:34